こんにちは、URARAKA店主(夫)です。
皆さんは昨日のストロベリームーンをご覧になりましたか?
私は営業後の帰り道に雲の隙間からはっきりと見ることができました!
少し赤かったような、赤くないような……

いきなりストロベリームーンについて話していますが、本当は奥さんから「今日はストロベリームーンなんだよ」と言われて頭にはてなマークが浮かんだ私です((((;゚Д゚)))))))
このままでは「何も知らないね、ジョン・スノウ」と言われてしまう。(ゲームオブスローンズより)
すぐにストロベリームーンについてGoogleさんで調べました😆
Google最高。
ストロベリームーンは6月の満月を表す言葉です。
6月、特に夏至の頃は月が地平線近くにあるため夕日のように若干赤く見えるようです。
けれども月が赤く見えるからストロベリームーンと呼ばれているわけではなく、
アメリカの先住民であるオジブワ族の風習に由来するようです。
オジブワ族は木の実などを採集して生活していました。
そしてその時期に採集できるものを月の呼び名としていたようです。
6月にはイチゴが採れていたのでしょうか。
なんだか素敵な風習ですね。
しかしここでは終わりません。
ストロベリームーンと聞くと、元バーテンダーとして思い出すのは「ブルームーン」です。
ブルームーンはヴァイオレットリキュールを使用するカクテルのひとつです。
アルコール度数は高いですが、その味わいと見た目は非常に華やか。
さらにブルームーンには面白い話もあります。
女性がこのカクテルを頼むと「ありえないこと」として拒絶を暗に意味すると言われております。
そもそもブルームーンは比較的青く見える月や、「1ヶ月に満月が2回あること」「3ヶ月周期の季節で満月が4回起きたときの3回目」を意味しています。
それらが起きることはとても珍しいため、カクテルにも「ありえないこと」といった意味が含まれたのでしょう。
英語の「once in a blue moon」も、「とても稀なこと」を意味する慣用句として使用されているようです。
勇気を振り絞り愛の告白をした後、彼女はずっと口を閉ざしていました。
口を開かない彼女とふたり街を彷徨いながら、目についたのは小さな灯り。
バーの扉を開くと、目を開くのを忘れていたかのような暗闇が広がっている。
私はマスターらしき男性の太い声を頼りに中に入った。
案内されたのは、10席ほどが横に並ぶカウンターの奥。
私は椅子に座り目を慣らすように正面の酒瓶を眺めた。
そこに並ぶ様々な形の酒瓶は、私の胸中を少しも察していない。ぼんやりとした灯りのランプに照らされながら、カラフルな光を放っている。
彼女は少し座るのを渋っていたようにみえたが、観念したように腰を下ろした。
彼女は椅子に座るや否や、マスターに向かって声を発した。
「ブルームーンをください」
あぁ……やっぱりダメだったか……
じゃあバーについてくるなよ……気まずい……
悲しみに暮れる私に向かって彼女は言いました。
「付き合おう!」
????
ブルームーンはありえないこと。
それを気にしながら注文する人はいません😂